脱出ゲーム!えっちな指令をクリアーせよ!!3
2017/03/04
コンドームを取り出し、ズボンを下ろす。
しかし、こんな状況では勃起もままならない。
「ねえ、もう出た?」
「まだだよ・・・男は、エッチなオカズがないと勃起しないんだよ」
「なんとかしなさいよ!」
なんとかって言われても・・・。
「なあ、ちょっとオカズになってよ」
「ハァ?アンタばかじゃないの!?」
「だって、無理だよ・・・」
なんとか勃起させようとシゴいてみるが、やはりどうにもならない。
焦れば焦るほど、ちんこは縮こまるようだ。
「ねえ、私がオカズになるって、どうしてほしいのよ?」
「は・・・はだかになるとか?」
「っ・・・!できるわけないでしょ!」
「じゃ、じゃあ、パンツ!パンツ見せてよ!」
「そ、それでちゃんとできるんでしょうね!」
「朝倉のだったら絶対大丈夫だよ。だって俺朝倉のこと好きだし!パンツ見たら超興奮する!」
必死の説得で、ついうっかり告白してしまった。
「そ、そう・・・。そっち、向いていい?」
「あ、ま、待って!」
勃起していない俺のチンコは、仮性包茎のお子様ちんこ。
あわてて皮を剥く。
「ふんっ、それがアンタの・・・」
朝倉が馬鹿にするような声を上げた。
「・・・あんまりじろじろ見るなよ」
「べ、別に見てないし!アンタのこと男だって意識してないから、気にしてんじゃないわよ!」
じろじろと見られて、今まで全然反応がなかったペニスが大きくなってきた。
「え、まだパンツ見せてないのに・・・」
朝倉が目を大きくして驚いている。
むくり、むくりと、浮き輪に空気を入れていくような膨らみ方。
ついには大きくそそり立ち、上を向いてしまった。
「へ、へぇ・・・勃起しちゃったんだ・・・」
朝倉、意識してないとかいいながら、ペニスに興味津々じゃないか・・・。
恥ずかしいけど、準備は整った。
でも、まだ朝倉のパンツが見れていない。
「ね、ねえ。パンツ・・・」
「も、もう勃起してるんだからいいでしょ!はやく出しなさいよ!」
朝倉のパンツを見るという絶好の機会を失ってしまった・・・。
仕方なく、コンドームを被せ、ペニスをしごく。
「男ってそういう風にするんだ・・・」
顔を真っ赤にしながらちんこを凝視する朝倉。
この妙なシチュエーションが、想像以上に昂ぶらせる。
「うくっ」
びゅっびゅっびゅっ
あっという間に射精してしまった。
しかも、結局オカズらしいオカズもなく、女の子に見られていたというだけで。
「出たの?」
「・・・うん」
賢者タイムが訪れ、恥ずかしさに自己嫌悪になる。
だが、脱出のためには仕方なかったと言い聞かせ、次の行動に移る。
「これで、出れるはずだよ」
「・・・あ。・・・う、うん」
なぜかぼーっとしていたらしい朝倉が、慌ててドアのほうへ向かう。
これで脱出できる。
朝倉のパンツを見れなかったのは残念だけど、こんな場所にいつまでもいるわけにはいかないもんな。
つづく