玲奈、恥辱のアルバイト面接・・・1

      2017/03/04

 

玲奈の淡い恋シリーズ

 

玲奈、恥辱のアルバイト面接・・・1 now!

玲奈、恥辱のアルバイト面接・・・2

 

 


 

熱く燃え上がった恋ではなかったが、別れはやはりそれなりにショックだった。

今は夏休みに入ったばかり。

玲奈は派手に遊ぶタイプではないが、それでも夏休みというのは特別な期間だ。

岸本と過ごせば、楽しい思い出もできただろう。

だが、今となってはこちらから仲直りの電話をする気分ではないし、むこうからかかってきても、素直に許せるかというと疑問が残る。

憂鬱な気分をどうにかしようと、都内までやってきた。

オシャレな雑貨屋さんを眺めながら歩いていると、とある喫茶店に「スタッフ募集」の張り紙を見つけた。

その店は、女子高生たちの間で制服がかわいいと評判のケーキショップ、フランソワーズだった。

ブラウスとスカートに、胸元を押し上げるエプロンが特徴的だ。

スカートがかなり短く、胸も強調されるため、男の目からはエロティックに見えるのだが、玲奈は男側からどう見えているかはわかっていない。

かわいい制服に、オシャレな店内、出てくるケーキもオシャレなものが多い。

すぐ近くにテレビ局のスタジオがあり、タレントやテレビマンがよく来店することでも知られている。

ここのウェイトレスがスカウトされ、芸能界デビューをしたというのもよく聞く話だ。

それらの話に、さらに尾ひれがつき、玲奈の学校ではこのお店でバイトをするということは一種のステータスのようになっている。

ファーストフード店やファミレスなどのバイトとは格が違うのだ。

「そうだ。この夏は、ここでアルバイトしてみよう」

そう呟き、心に強い意志を持って帰宅したのだった。

翌日、早速面接にやってきた。

ふだんはしないメイクを頑張って、とっておきの服を身に着けて。

しかし、面接会場となっていた貸し事務所には、驚くほど美形の女の子が何十人も詰め掛けていた。

玲奈は一瞬、タレント事務所かなにかと勘違いするほどだった。

・・・競争率高そう・・・だめ、かなぁ・・・

自分の容姿を過小評価する玲奈は、途端に弱気になった。

自分のような田舎者が、洗練されたタレントのような子たちに勝てるわけがない。

岸本に指摘された巨乳についても不安だ。

大きなおっぱいを揺らせて歩く様は頭が悪く見えるし、だらしない。

性を意識させてしまうのは、下品だ。

玲奈が理想とする女性像は、もっとスレンダーで、キリっとしたキャリアウーマンだった。

自分とは対極の理想像に、自信はなくなるばかりだった。

面接は、店長自身が行うようだ。

店長が面接会場に入ってきた瞬間、玲奈は雷に打たれたような衝撃を受けた。

美形だった。

ハンサムで、長身。

知的な表情だが、そこには温かさも同居しており、無条件で信頼させるオーラが漂っていた。

ふわふわとした気持ちで、一瞬だけ見た店長のことを考えていると、面接の番が回ってきた。

 

 

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