佐隈りん子、秘密のアルバイト!淫らな下着販売員へ・・・1

      2017/03/04

 

佐隈りん子シリーズ

 

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ルームメイトの美智子が、カナダへ留学することが決まった。

大学が提携している、名門女子大学の交換留学の審査に通ったのだ。

 

それを告げられたりん子は、複雑だった。

もちろん、友人の新たな門出を祝福したい気持ちはある。

 

だが、それと同時に、今の住居を維持できなくなるという問題に直面していたのだ。

 

佐隈りん子は、ルームシェアで生活していた。

二人の住んでいるマンションは、「ばくつロイヤルタワーハイツ」という、13階建てのマンションだ。

 

その地域では珍しいオートロックで、管理人が常駐している。

共有部の掃除は行き届いており、友人はみんなうらやましがった。

 

ここに住めていたのは、二人で家賃を折半していたからだ。

美智子がいなくなれば、ここの家賃を一人で払わなくてはならない。

 

*****

 

佐隈りん子は、とある地方の国立大学で学んでいる。

 

キャンパスはI県のばくつ市にある。

研究学園都市として作られた街で、りん子の通う大学の他にも、いくつもの私立大学や短大があり、国の研究機関も立ち並ぶ。

 

一年生の頃、学生向けに自由に使える掲示板に、「ルームメイト募集」の張り紙を見つけた。

 

その掲示主は、比較文学科・仙波美智子と書かれていた。

りん子は英文科に通っていたが、美智子の比較文学科の科目にいくつか興味のある講義があり、美智子とは顔見知りだった。

 

美智子は、目が鋭く、物事をはっきりと言う、サバサバした女性だった。

りん子はどちらかといえば社交的な人間ではなかったが、美智子のハッキリと物事を伝えてくるしゃべり方には好感が持てた。

 

人と一緒に暮らすことに不安がないではなかったが、美智子のようなサバサバした同性であれば、快適に暮らせそうな気がした。

 

「仙波さん、もうルームメイトは決まった?」

「あら、佐隈さん。まだよ。立候補してくれるの?」

 

授業の後、美智子の姿を見つけたりん子は、追いかけて話しかけてみた。

ルームメイトはまだ決まっていないらしい。

 

「私の住んでるアパート、ちょっと大学から遠くて」

りん子は、自分の大学のことをよく知らず、たまたま空いていたアパートを即決してしまっていた。

大学の敷地が広大で、自分の学部の講義が行われる場所がどこにあるか、まったく把握していなかったのだ。

 

「私もそうなのよ。ちょっとくらい遠くても大丈夫って思ったんだけど、やっぱり近くがいいわよね」

「それで、どんなところなの?」

 

「あれよ。見えるでしょ?あの高い建物」

「えっ!あれ!?」

 

美智子が指を指したのは、大学の付近で最も目立つ、高層マンションだった。

「びっくりするでしょ。でも、家賃が高いのは高層階だけらしいわ。私が見つけたのは、3階の2LDK」

「同じマンションでも階層で家賃が違うんだ・・・」

 

「そう。3階は、なんと9万円よ!」

「えぇ!?」

 

10万円を下回る家賃。

しかも二人で住むということは、一人あたり4.5万円だ。

 

「引っ越したほうが安くなっちゃうんだ・・・」

田園風景の広がるこの地は、数年前に私鉄が通ったことで、地価が爆発的な上昇を見せている。

そんな中、2LDKで9万円というのは、相場よりかなり低い。

 

「他にも立候補者ってたくさんいるんじゃない?」

「いいえ。一人来てくれたんだけど、男の子だったの。さすがに知らない男女ではって思って、お断りしたわ」

 

 

こうして、二人は晴れてルームメイトとなったのだ。

あれからもう1年が経つ。

 

これまでケンカもなく、良好な関係が続いてきた。

互いにあまり干渉しあわなかったが、今では大切な友人だ。

 

それだけに、美智子がいなくなるのは残念だ。

 

留学の審査は非常に厳しく、成績が優秀でないとパスしないはずだった。

それで、美智子も「ダメもとでやるだけやってみる」と言っていたのだ。

美智子の成績までは知らなかったから、まさか通るなんて思いもしなかった。

 

「いつ行くの?」

「6月のテストが終わってからかな。あっちは9月からなんだけど、その前にちょっと観光もしてみたいし」

 

「そっか・・・私も、それまでに次を探さなきゃ・・・」

「あっ・・・」

 

ここにきて、やっと美智子もりん子が困っていることに気がついたらしい。

 

「ごめん。次のルームメイトを探さなきゃいけないんだね」

「ううん。美智子との生活が良すぎて、なんかもう次がどんな人でも不満になっちゃいそう。ワンルームに移ろうかなって思ってるの」

 

「そっか・・・。りん子はちょっと人見知りするしね。でも、もったいないよねぇ・・・」

 

住んでから知ったのだが、このマンションは部屋ごとに大家や管理不動産屋が違い、二人の住む部屋は同じ階でも1万円以上安いのだ。

 

「あ、そうだ。りん子の弟、来年ばくつ大受けるんでしょ?一緒に住んだら?」

「うーん・・・」

 

「姉弟がバラバラに住むより、一緒に住んだほうが安上がりよ」

たしかにそうだ。

去年より家賃相場は値上がりしていて、狭いアパートでも2部屋借りたらここの家賃より間違いなく高くなる。

 

「だけど、半年以上あるわ。それまで一人で9万円を払い続けるのは、やっぱり無理よ」

りん子の父親は公務員だが、決して高給ではない。

今でも仕送りしてもらっているが、さらに追加を要求するのは避けたかった。

 

「うーん・・・。私の留学のせいだもんねぇ、責任感じちゃうな・・・」

腕組みをして考え込む美智子。

 

「アルバイトしたらどう?私、ワリのいいアルバイト知ってるわよ」

「うーん。実は、私すでに1個してるんだ。それでも、あんまりバイト代入ってこないし・・・」

 

「大丈夫よ。このアルバイト、時間なんてぜんぜん取られないんだから!私もこのバイトしてたのよ?」

「えぇ!?」

 

美智子は英会話教室に通うほかは、友達と遊び歩いているだけで、アルバイトをしている形跡はなかった。

 

それなら、私にもできるかもしれない。

そう思ったりん子は、少し希望が見えた気がした。

 

 

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